事実!水素水の濃度をきちんと表記している商品は少ない!【水素水コラム】
ここ数年、水素水の健康効果が注目されはじめ
昨年は本当にたくさんの
新しい水素関連商品が出ました。
私たちの商品は2009年の発売以来
より良い水素水をお届けしたいと
地味ですが少しずつ改良を重ねてきました。
未だに、水素水に関する誤解も多く、
お客様にとってあまり有益でない、
ウソの情報といっては語弊がありますが
まだまだ情報として完璧ではない、というものもたくさん存在しています。
水素の濃度については
消費者の方が選びやすい「指標」の一つだと思います。
まずは、水素濃度について、
基本を知っておいてください。
水素水の濃度:飽和濃度について知る
中学校の理科の時間を思い出してください。
嫌ですか?まぁ、そういわずに(笑)
飽和、とは…溶液において、溶解度まで溶質が
溶けている状態を飽和状態と言います。
(食塩を水に溶かした実験を思い出してみてください)
物質には必ず飽和する溶解度が存在します。
水素が水に溶ける飽和濃度は約1.6ppmです。
これはいわゆる通常気圧で気温が25℃ぐらいの時。
気圧や気温が変化すると、飽和濃度も変動しますが
この地球上において
エベレストの山頂にでも行かない限り
飽和濃度はほとんど変わりません。
水素は1.6ppm以上溶けることはできません。
しかし、溶かし込むときは
ある方法で、飽和を超えて溶かし込むことができます。
水素水の濃度:飽和を超えることが可能か?
水素水を作るとき、一時的に水素が過飽和している状況を作ることが可能です。
これは、どのメーカーも同じような製法をとっているので
まず間違いなく、飽和を超えた状態で
水素を溶存させています。
それは、水素水をつくる過程で、
水に圧力をかけて、水素ガスを押し込んで溶かしているからです。
(詳しくは水素水と炭酸水の違いというコラムをご覧ください。)
水素の飽和濃度は、
通常の気温、気圧の状態では1.6ppmが限界です。
しかし、圧力をかければ、
その分水素ガスも押しつぶされますので
よりたくさん溶かすことができます。
実際に、溶かし込んでいる最中は、
キヨラビの場合、2.0ppmを超えることは普通ですし、
過飽和の状態の水素水をコップに注ぐと
細かな泡が見えますし、
すぐ口に含むと、ほんの少しですがシュワシュワ感を味わうことができるのです。
これがパッケージに充填される前の過飽和水素水です!
この数秒後にはほとんど泡がなくなります。
一時的に飽和濃度を超えることは可能ですが、
これを永続するには「圧力容器」が必要になり
身近なところでいうと
炭酸水が入っているペットボトルなどがそうですが
ご存じのとおり、
ペットボトルに入れた水素水は
少しずつ水素が抜け、1日ぐらいでほぼ抜けてしまいます。
どんなに高圧の状態で入れた水素水でもです。
ですので、溶かし込んでいるときは
水素水は過飽和の状態ですが、
充填したときにはほぼ、飽和濃度にまで下がっていると考えて間違いありません。
充填時の水素濃度は当てにならない
水素水のホームページや、商品に、
「水素濃度1.6ppm※充填時」と書かれているのを
ご覧になったことはありませんか?
ちなみに、KIYORAきくちの
ナノ水素水キヨラビは
水素濃度を0.8ppm~1.2ppmとしております。
これをお読みになって
キヨラビの水素濃度が低いと「錯覚」していませんか?
まず、これが水素濃度のトリック(?)です。
充填時は、どの水素水メーカーも
当然、水素濃度は飽和濃度である1.6ppmになっていると思います。
というか、1.6ppmになっていなくてはなりませんし
そうなっていない会社の水素水は、まずダメです。
つまり、充填時1.6ppmは
水素水メーカーとして当たり前のこと。
大事なのはそのあと!
皆様のお手元に届くころ、
水素濃度がどれぐらいになっているのか、
1か月経過後、2か月経過後に
どれぐらいの濃度になっているかが
本当に重要になってくるのです。
通常、水素水は充填後に
高温状態におかれて、滅菌をします。
高温ということは水の運動量が増え
水素の気体も運動量が増すため
一時的に水素が抜けてしまいます。
この段階で、どんな水素水でも1.2ppm~1.4ppmぐらいまでになるはずです。
場合によっては0.6ppm近くまで抜けるものもあるようです。
お手元に届くころの正確な数値にはばらつきがあるものの、
キヨラビは、発売から5年、
水素濃度について膨大なデータ収集し、
それを基に、お客様に濃度をお知らせしています。
輸送や保存条件によって、変わることもありますが
お届けの段階で0.8ppmを下回ることはまずありません
私たちは、正直に水素濃度を公表しています。
例えば…高濃度の水素水を作ることが出来ると
謳っているサーバーや水素水製造スティックなどは
当然、高圧の状態を維持できているからです。
しかし、減圧された状態=コップに注いだ状態になった場合
いち早く飲みきらなければ、高濃度の状態を維持することはできないのではないでしょうか?
濃度について、
きちんとこの情報を踏まえた上で
水素水を、ライフスタイルに合わせて
選ぶことを、強くお勧めしたいと思います。