始めよう『エコクッキング』!
木々の緑が鮮やかな時季となってまいりました。
KIYORAきくちのある熊本県もあっという間に夏の兆しです。
温暖な気候とは裏腹に…
私のお財布は真冬のまま、寒い状況が続いています。
先日、名付け親に『散財しやすい画数です』と言われました。
ああ、なるほど!だからお金が貯まらないのか、と納得(笑)
ですが、名前のせいにもしていられないので
節約生活に本腰を入れ始めたところです。
そこで今回は、『エコクッキング』をテーマにお届けしたいと思います。
エコクッキングとは
エコ(環境)クッキング(料理)という名前のとおり
食材を大切に無駄なく使い、環境に配慮した料理という意味です。
「エコクッキング」というと、なんとなくとっつきにくく感じる方も
いるかもしれませんが、この考え方は私たち日本人が古くから
大切にしている考え方の一つなのです。
例えば、「もったいない」という言葉。
自然と調和し、物を大切にするという精神から生まれたこの言葉は
とても馴染みのあるものではないでしょうか。
実は『もったいない』という日本語は外国語に訳すことが
難しいということから、世界共通語にしよう!という運動もあるほどなのです。
捨ててしまいがちな野菜の○○!?
日本全体では年間約1,900万トンの食品廃棄物が発生しています。
そのうち500~900万トンは可食部分と考えられており、
食料の自給率問題とも相まって主要課題の一つとなっているそうです。
(環境省資料より抜粋)
皆さんは料理をするとき、どれくらいの生ゴミが出ますか?
私はというと…
1日にコンビニの小さい袋1つ分くらいは出ているでしょうか。
日頃捨てている食材を思い返してみると…
人参や大根の皮、キャベツの芯、椎茸の石づきなどなど。
毎日捨てていますね…猛烈に反省です。
捨てないで、上手に活用!
★ブロッコリーの茎
ブロッコリーの茎を食べるときは、まず外側の皮をむきます。
ここは繊維質が多く硬いため、細めの繊切りにして
キンピラにすると美味しく食べることができます。
皮をむいて残った部分は、食べやすい大きさに切って
色々な料理に使うことができます。
例えば、お味噌汁の具、炒め物、フリッター、和え物など。
甘味があり火が通りやすいので活用しやすい部分です。
さらに、ビタミンCとカロテンはつぼみの部分よりも豊富に
含まれているため、健康面から見ても茎を食べることはオススメです!
★パセリの茎
パセリの茎は葉の部分と同じくらいの栄養があります。
パセリの鉄分は小松菜の約3倍と言われているため、
捨ててしまうのはもったいないですね!
そんなときは茎の部分を炒め物にすると食べやすくなります。
また、細かく刻んでパン粉に混ぜたり、ドレッシングに加えたりすることで
パセリの風味を生かした料理を作ることができます。
使わなくて余ったパセリは冷凍できるので、
ぜひ捨てずに料理に活用してみましょう!
★カボチャのわた
なんと、カボチャのわたには実の部分の5倍の
βカロテンが含まれています!また、食物繊維も豊富。
今まで捨てていたという方は必見!
肌荒れにオススメのβカロテンとお腹の調子を整える食物繊維。
女性にオススメの部分なのです。
カボチャのわたは煮物やサラダ、スープなどを作る際に
実の部分と一緒に使っちゃいましょう!
パンケーキなどに混ぜればおやつにも相性バッチリです。
痛みやすいわたの部分は、すぐに使わない場合は冷凍保存をオススメします。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お財布にも環境にも、そして身体にもやさしいエコクッキング!
ぜひ皆さまもお試しください♪

内藤 恵里香

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